留学01|きっかけ


photo by gucci
留学をしようとしたきっかけは、修士を出て社会に出る前に海外に行ってみたいというのがスタートでした。一度社会に出てしまうとその後で海外に長期に行くことはまずないだろうという気がしたので。その中で、当時ロシアに行ったばかりということもあったり、ログハウスや木造建築についてのことを少しかじりはじめていたので、建築設計の修業を積むというよりは、ヨーロッパに出て見聞を広めたいというのがありました。木造に関する研究という理由もあって、分かりやすい大義名分もあったので、奨学金やアプライするときの理由となりやすいという打算的な欲望もあったりして。その欲望はその後にもろくも破れさってしまうのですが、、、
自分の身の周りの、当時の助手だった方がちょうど過去にフィンランドに留学していてよくその話を聞かされたのも理由のきっかけでした。デザインが洗練されていて(というイメージがある)、かつアールトが作った建物もたくさん見れて、ブロークンになるかもしれないけど英語のコミュニケーションの修行にもなる。もしかしたらフィンランド語も覚えられるかもしれないし、何より建築に対するある種冷めてしまった(?)思いを取り戻せるかもしれないというのもありました。さらに調べてみると、英語で授業が開講されており、かつ授業料も諸外国のそれと比べると破格的に安かったのもあります。
最近「どうしてフィンランドへ?」という質問を大人を中心に(苦笑)よくされるのですが、そういった複合的な要因が重なって折合いをつけたのでなかなか「こうです」という明瞭な返答ができかねるのが当面の悩みなのです。
次はもう少しいろいろ具体的に奨学金とか学校とかについてかけたらいいなと思います。

macとか卒業制作とか


●macbookを購入しました。秋葉原のソフマップにて。5%還元もあったので、比較的安価で購入でき、メモリを2GB積めたのがよかったなと思います。またappleには苛々させられるのだろうな、という不安もありながらも、久々(とはいえ一日の大半がマック環境なのですが)のマック環境にワクワクしてます。
●先日レモンガスイが主催する卒業設計展のようなものにいってきました。こういうイベントを見に行くこと自体久しぶりだったのですが、たまたま仕事で明治大学の近くまで来ていたので、社会の潮流とか建築の流行のようなものが見えるかな、、、と思って立ち寄ったのですが、はっきりいってそういったことはまるでなかったように思います。全体的に個々の対象に向けてばらけていって、それぞれがそれぞれの提案をしている感じ。敢えていうなら、敷地と建築の関係が見えづらい、もしくは敷地はどこでもいい、という作品が多くなっているような気がしました。都市とか公の話をしてもキリがない、という態度なのでしょうか。もっというと、塚本さんの「観察」と「定着」的な議論ではなく、ある建築を作り、「都市よ、変われ」といったもの。もっとも「せんだいメディアテーク」みたいに、そういう建築を作る面白さもあるんだろうけれど、そこで面白いのは建築の形態の新しさとかではなくて、純粋にプログラムの話が先ず先にあって、その後に建物ができるプロセスや、形態が現実のものになっていく時の面白さにあると思うのですが、そこが抜けて(避けて?)いるような気がしました。
また、せっかくこういう風に全国津々浦々の作品が一同に介するのだから、「○○賞」とか「一位決定戦」のようなノリでやるのではなくて、カテゴライズしたりするとよいのではとか思ったりしました。例えば「都市型」「農村型」「構造型」のように。昔とは大きく状況は違って目指す目標も建築のあり方も多様化しているだろうし、それに一応学位審査のものなんだしさ。
でも力作が多く(模型がどれも大きい!)、クオリティもとても高くてとても驚きました。そんな中でも特に東工大修士の藤井さんの作品はレベルの高い秀逸な作品だと思いました。

留学とか


先の九月から来年の六月までフィンランドにあるヘルシンキ工科大学という所の建築学科で勉強することになった。そんなわけで、そろそろ留学に向けての準備をしている。本当はいろいろと書きたいことがあるのだが、まだ準備の段階で本当に行けるのかまだ半信半疑なので、先走るようなことはあまり書けない。
今の時代はインターネットとかも普及して、海外からいろんな情報を発信している人たちが多くて情報収集という点で本当に便利だと思う。だからといって、海外に行くとはいっても個々人が抱える状況や目的、また能力は本当に人それぞれで、自分と全く同じ、あるいはよく似た情報を提供しているなんて場合は必ずしも多いわけではない。少なくとも自分もやや特殊な状況で留学する(予定)わけで、自分とよく似た状況を抱える人にこういう方法もあるんだ、という一情報を提供出来ればこのブログの存在意義もある気がする。
もっとも、私の場合殆どが「失敗談」なわけで、現在の状況にどうにかこうにか行き着いたので有用な情報が提供出来るとは思えない。失敗に学べ、とはよく言ったものだが、確かに自分にとっては精神論的に学ぶところが大きかったが(苦笑)人がその失敗談を見たところで同情はあるにしろ、じゃあどうすりゃ受かるんだ、となってしまったら、落ちたので分かりません、という他ない。予備校とかの合格体験記と一緒ですね。
いずれにしろ当初の目的である「留学」の一歩手前まではなんとかこじつけた。そんな中で、うまくいった部分、なぜうまくいかなかったか、自戒の念も含めてこれから少しずつ書いていこうと思う。また、リアルタイム的にVISAのこととかも書いていけたらと思う。書くネタもなくなってきたもので、、、
写真はゴールデンウィークにいった小湊鉄道の発着点。土砂崩れのための区間運休で、目的地の大多喜まではいけなかったので乗らなかったのだけど、、、

週末



先週末は坂茂さんの研究室で行ったという小さなアトリエのオープンハウスへ。
L字アングルを構造材に用いたシンプルで純度の高いデザイン。構造部分はセルフビルドらしいが、それを思わせないしっかりとした出来で感心する。門のデザインがとても素敵だと思った。
その後坂茂さんの羽根木の森の前を通る。とてもかっこいい。久々に建築で興奮した。

秋葉原の寒々しさ


続きといっておきながら、またブログを放置してしまった。
以前(ウェブ進化論)の話は、ここで全くまとまらない要約を書くよりかは、もう後はアマゾンとかで目次や解説を見てもらった方が余程よいと思われる。
ともあれ、『ウェブ進化論』を読んでいるとテクノロジーに対する信頼?ではないが、未来に対するポジティブな展望が開けてきそうになってしまうが、ふとした不安感も残る。
人と話していて気づいたのだが、世界中の「知」が急激に再編成されている中で、社会と密接不可分に進化してきた音楽や映画のような娯楽であったり、建築のような文化としての社会的インフラが、その形式や思考もまた大きな変化を余儀なくされている。

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ウェブ進化論


ウェブ進化論(梅田 望夫著、ちくま新書、2006)を読む。
日々進化を続けるウェブの現在形を的確に描いた良著。グーグル、アマゾンと楽天やヤフーの違い、あるいはwikiやブログ、mixiのようなSNSまで幅広く書かれている。
この手の本は、概して自分が感じている事をうまく言った、というものが多いのだが、この本は「へえ知らなかった」ということが要点をついて分かりやすく説明されている。簡単にまとめてみると、、、

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世界卓球に思うこと


最近連日連夜「世界卓球」がテレビ東京で放映されている。卓球ファンとしては嬉しいことだ。
僕が中学生の時、日々の生活の全てが卓球に彩られていて、まさしく「ピンポン」と「稲中」を足して二で割ったような生活をしていたのだが、「世界卓球」がまさか民放で放映されるなんてことは考えにくかった。しかもシングルスだけではなくて団体までもが。
一人の少女が現れ、日本卓球界のスターになった。技術的なこともさることながら、あらゆる雑音を封じてここまで成長した姿をみると精神的なタフネスさに対する尊敬と感動の念がたえない。もちろん(一般的に)注目されていなかった選手がいきなりメディアに登場して人の目にさらされながら勝ち抜いていく様子も尊敬してしまう。いや涙ぐんでしまうのだ。
さらに解説の人の分かりやすく丁寧な説明もよい。しかし『今のように「切れた」ボールを「突っつく」とボールは思うようにあがってくれませんね』とサラリといってしまうところあたりさすがだと思ってしまう。
唯一あのやたらハイテンションな付け焼き刃的な実況だけが頂けない。勝った選手も負けた選手もニコリともせず何事もなかったように握手を交わすクールさが卓球の一番しびれる場面だと思う。
ガンバレニッポン。

24


最近にわかに「24」というアメリカのドラマにはまりはじめた。あまりにも有名なドラマだが、手に取った理由は英語の勉強。これでヒアリング能力も、、、などと、都合のいいことを考えて借りたのだが、あまりの面白さに英語の勉強になんてなるはずがなかった。高尚で知性にあふれた、しかし退屈な映画を早送りすることなんてしょっちゅうだが、あまりのハラハラな展開にドキドキしすぎて早送りしたのははじめてだ。
ところでこのドラマをみていると、映画との違いのことをふと考えさせられてしまう。というのもこのハラハラ感を時間的に短縮するとハリウッド映画になってしまいそうだからである。もっとも、ドラマという展開がワクワク感を促進させているのは明らかなんだが、なぜ敢えて映画とドラマに分ける必要があるんだろう。話が長いから?日本でも踊るなんとかというドラマなんかもThe Movieという冠をつけ映画化されて、スタッフ・キャストともに原作と同じ!などとコピーで堂々と銘打っていたけれども、スタッフもキャストも同じだったら二時間スペシャルでテレビでやればいいではないかと思ったりしたものだ。
以前みた「アワーミュージック」でゴダールは、学生の「デジタルカメラは映画を救うことができるか」という問いに自らのバックショットを重ね沈黙を貫く。その問いに小生が答えることができればわけないのだが、その意味をもう少し考えて咀嚼したいものだ。知的スノビズムに安住はしたくない。
でも今はなかなかどうして時間がないので、近い将来北欧の暗闇の森の中で思索を深めることにしよう。ともかく今は次の展開が気になるところなので、またDVDを借りなければ。。。
※トップページの表示を2エントリーにしました。ちょっとバランス悪いけど、もうちょい更新しようかと思い(努力目標)。でもさコンプライアンスていうかさ、、、

週末02


先週末も享楽的になってしまった。金曜日は仕事のあとお茶の水で痛飲。土曜日は昼までゲームをやりつつ、本八幡のラーメン巡りをしようと思っていたところに、某教授との飲み会の知らせ。恵比寿で痛飲。ハイチが気になり始める。スコティッシュバーにてウィスキーをさらに痛飲。終電を逃していることを言い出せずに、友人宅へ。次の日は午前中にカメラと諸々のものを取りに一瞬帰宅し、O氏とともに知人のオープンハウスへ。その後新宿の中華料理屋でプロジェクトの打ち上げ。
ちなみにその打ち上げは、新宿五丁目にひっそりたたずむ 東順永というお店だった。中華の中でも瀋陽料理。値段も手頃で確かな味。最後は水餃子でしめる。これがまた激ウマだった。日本を離れる前にまた行きたい。
今週は仕事に加え学会論文その他諸々の予定がかぶりハードワーク。GWはまったりしたい。
※借りているサーバーが不具合を起こし二日くらい表示がおかしくなりました。あしからず。