セイナッツァロの村役場、Alvar Aalto、1952
ムーラメの教会、Alvar Aalto、1926-29
Workers Club、Alvar Aalto、1925
自警団、Alvar Aalto
ドア・ディテール
ユヴァスキュラ市立劇場、Alvar Aalto、1964
搬入口の壁のディテール
ペタヤベシの教会、1763
ディテール
*イースターを活用してエンジニアの友人などと車を借りてユヴァスキュラに行ってきました。ユヴァスキュラといえば、アールトが五歳から移り住んだ故郷のような場所で、初期の作品から実験住宅まで様々な作品が集まっています。
しかしイースターということで実際に入れたのは美術館のみ。そして、美術館の展示内容はいまいちでした。ロケハンみたいな感じです。それでもアールトの初期の作品は興味をそそるに十分でした。特に労働者会館や、自警団ビル、ムーラメの教会、新古典主義からモダニズムに転じるその一瞬や、それ以前にアスプルンドによる影響などを伺う事が出来て興味深いです。やっぱり中に入りたいので、おそらくあと一度くらいは行くはず、、、
*BABEL(アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督、2006)を見る。
アメリカ、モロッコ、メキシコ、日本という遠く離れた地で起こる物語。バベルの塔のように、愚かしさのゆえに人間が遠く切り離された今も世界は繋がっているにも関わらず、コミュニケーションの問題や制約が人々の間をなかなか近づけようとしない現代を描いている骨太な映画。
この映画は役者が非常に印象に残る映画だと思う。菊池凛子の演技も話題となった通り存在感のあるものだったけど、アメリカ人、モロッコ人の子役も非常に素晴らしい。役所広司をはじめとする大人も同様に。
惜しむらくは、ラストシーンに至るところでそれぞれの話がブツ切れのような形になっているところ。それぞれの話がそれぞれに引っかかってという期待を持ってしまったからかな。
一番下のディテール、しびれますね。
>showさま
コメント毎度ありがとう。そうね、200年以上風雨にさらされた木材を見るのって意外となかなかないからね。この建物は世界遺産の協会なんだけど、六月から八月末までが開いている時期で、今の季節は閉まってて完全放置状態なのが不思議な感じでした。